カラコンを使用すると目の健康に影響はありますか?
カラコンを使用すると目の健康に影響はあります。これはカラコンのみならずクリアレンズでもいえることですが、カラコンの方が影響があるのではないかと思います。コンタクトレンズを装用すると目に蓋をするイメージで瞳が呼吸し難い状態になります。最近は酸素透過性の高いレンズが増えてきていますが、カラコンはレンズに着色をしているため酸素を透過しにくくなっています。なので長時間使用するほど瞳が呼吸できない状態が続いて酸素不足になってしまいます。この酸素不足の状態が瞳にダメージを与えて眼病やトラブルの原因となります。目がショボショボしたり充血したり、異物感を感じる時も酸素不足で乾燥している恐れもあります、それらを放置していると結膜炎になったり、目がかすんだりと様々な病気のリスクが高まります。なのできちんと装用時間、使用期間を守るのは大切です。次に自分の目にあったカラコンを選ぶことが大切です。ベースカーブといってレンズのカーブを自分の目のカーブに合わせること。カーブが合わないと付け心地が違和感があって目を傷つけてしまう恐れがあります。次にレンズの直径も大きすぎるものだと角膜に酸素が行き渡りにくくなり、目が傷つきやすくなるほか、外れにくくなるので取る時に目を傷つけてしまうということもあります。次に度数をきちんと合わせること。度数が合っていないと目は疲れます。視力低下が進んだり、目だけではなく頭痛が起きたら日常生活に支障を及ぼす可能性があります。あとはカラコンをきちんとケアすることが大切です。ワンデータイプだと問題ないのですが、2週間、一ヶ月などの使い捨てタイプはきちんとケアしないと結膜炎などの眼病リスクが高まります。最近はネットで安く買えるカラコンがたくさんあります。ただ安いのには理由があると思います、酸素透過性が低かったり、着色が簡単に落ちてしまうものがあったりもします。自分の目を守るためにもしっかりと眼科で検査をして自分に合うカラコンを使うのが大切です。